- SDGsとは
- SDGsとは「持続可能な開発目標(Sustainable Development Goals)」のことで、2015年9月の国連サミットで採択された2030年までの国際目標です。「地球上の誰一人として取り残さない(leave no one behind)」という誓いのもと、人間、地球及び繁栄のための行動計画として、「貧困」「健康と福祉」「教育」「働きがい」「気候変動」など17の目標と169のターゲットで構成されています。SDGsは、発展途上国のみならず先進国自身が取り組むユニバーサルなものであり、日本でも積極的に取り組まれています。
SDGsは、私たちがこの星で豊かに住み続けられるために、2030年までに達成しようと掲げられた目標です。
園では、子どもたちが自 然と行動に移せるようになるために、普段の園生活の中でSDGsを理解して取り組める工夫をすることが大切だと思っています。
ゴール目標
GOAL
ごはんを食べることへの「感謝」の気持ちを育てていく
- 自園調理により栄養を考えたバランスの良い食事の提供の実施
- 三色表を使い、食べ物の力と食べることの大切さを伝える
- 夏野菜の栽培や芋ほり行事を実施。自分で「育てる・収穫する・食べる」という一連の流れを体験することで、食への興味や感謝の気持ちを育み、食事の大切さや食品ロスを減らす意識に繋げる
食事や食材に関心をもち、絵本や遊び、栽培活動を通して食の大切さを伝え、更には「ごはんを残して捨ててしまうのはもったいない」と「貧困」や「飢餓」を意識して、ごはんを食べることへの「感謝」の気持ちを育てていくことを目指した取り組みを行う。
健康的な生活習慣で福祉に繋げる
- 正しい手洗い方法を伝えたり、歯の衛生週間、鼻の日等にちなんだ保健指導を看護師が行う
- 戸外遊び、散策を多く取り入れることで子ども達の体力向上、健康維持に繋げる
- 園児の手洗いの習慣化
- 避難訓練の実施、防災グッズの用意
- 内科健診、歯科健診の実施
新型コロナウイルス以外にも保育園で流行する感染症の対策を行いながら、健康であることの大切さを子どもだけでなく保護者へも伝えていく。また、手洗いうがいなどの生活習慣を身に付けながら、自身が健康的な生活を送ることができるよう促していく。
よりよい保育・教育目指し、ともに成長する
- 保育の柱:五生(ごじょう)を軸にした(体操・かけっこ・読むこと・書くこと・数字・音楽・戸外・製作・)保育の提供
- 課外教室を他分野で取り入れ、子どもの興味関心が広がる環境を構築
- 職員の園内、園外研修の充実(キャリアアップ研修含む)
- eラーニング講習を利用した研修受講や社内研修の実施(月1回のMTG)
子ども達は様々な遊びや体験を通して、思考力や創造力を養う。意欲的に遊びに参加し、最後までやり遂げる力を育てていく。職員はより良い保育ができるよう園内外の研修に参加し、全職員で計画・実行・評価・改善を行い質の高い保育を目指す。
一人ひとりの個性を尊重し差別・偏見のない世界を
- 性別に関係なく子どもと接する(男女関係なく好きな色を選ぶなど)
- 性別、年齢、国籍にかかわらない職員の雇用、園児の入園
安心して働ける職場環境つくり
- 保育士の業務分担を減らすICT化の促進(保育システムfamcloudの導入)
- 職員の産休後、育児時短での復職
- 積極的な有給休暇等、休暇の取得
- 4勤3休制度によりプライベート時間の充実
地域との繋がりを大切にし住みやすい環境を
- 園周辺の公民館方・デイサービスとの交流(敬老会・地域清掃)
- 園舎前の歩道の清掃
- 古紙回収(森林伐採を防ぐ)
- ICTシステムの活用によるペーパーレス化
- 戸外活動を多く取り入れ、身近な自然物に触れる機会づくり
自然の中で自由に遊ぶことで木々の緑、きれいな水、動物や虫などが共存しているということを知る。一方で川や海、公園にゴミが落ちていることなどを見て、自然の大切さ、生き物の大切さを考える。
日々の生活の中でできることから環境保全の取り組みを
- リサイクルに出すことでものを大切にする気持ちを育む(インクカートリッジ、段ボールなど)
- 牛乳パックやミルク缶などを利用した手作り玩具、楽器を制作し保育に活用(地球にやさしい制作)
- ペットボトルキャップの回収
身近にある「修理できるもの」「別の使い方ができるもの」を探し、分別することで、素材を確かめながら分ける経験をする。捨てる前に確認する習慣がつき、ものは大切に扱わないと壊れてしまうことを知り、大切に使おうとする心を育む。「工夫して使う・作る」ことを経験し、「もったいない」という感覚を大切にする。
各機関と連携し目標達成できるように取り組む
- 公的機関との連携(市役所・保健所等)
- 保護者と共に考え、子どもがのびのびと育まれる姿勢を大切にし、地域全体での子どもの見守り
- 公民館や高齢者施設で幅広い年代との交流により地域に見守られた環境構築