幼児期は人間形成において大切な時期です。
人間の大脳は6歳までに80%完成します。
富世学舎では「五生(ごじょう)」として、心・技・体・智・魂がバランスよく成長することを大切に考え、学舎での生活の中に様々な体験を盛り込み、子どもたちが豊かな感性や創造力を身につけ伸ばしていけるような保育・教育を行っていきます。
富世学舎では、礼儀・礼節が人と人の関係を築いていく上で大切な事だと考えております。その為、朝の挨拶や来客者への挨拶、食事や日常生活において大切な礼儀作法の基本が身に就くよう、保育者自らが率先して体現し、子ども達が自然と体得出来る環境づくりを行なっております。
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あいさつあいさつは自分から先にする。返事は「はっきり」「大きな声」でする。
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立腰椅子にしっかりと座り話を聞く姿勢、席を離れる時のマナーを学びます。
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行動力自らが率先してできるようになるために、行動力を養う。
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マナー配膳や食べ方、食器の下げ方など、食事の際のマナーを学びます。
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- 「あるく・はしる・とぶ」身体をしっかりと動かします。
- 「ありがとう」「ごめんね」と自分の気持ちをお友達に伝えることができる。
- 「先生」「友達」とのやり取りの中で、社会生活を学んでいきます。
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- 基本的な生活習慣が身につく
- 簡単な絵本が読めるようになる
- 時計を見て生活できる
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- 平仮名がなぞり書きで書ける
- 「0~10」の数字をなぞりがきし、数字の概念を身に着ける。
- 鍵盤ハーモニカをつかい、音を奏でる楽しさを味わう。
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- オリジナル絵本を作る
- たしざんに挑戦し、問題を解く楽しさを味わう。
- 鍵盤ハーモニカで好きな曲が弾ける
- 縄跳びが飛べる
- 前転・後転・側転が安定してできる
「幼児期の子どもの1日は、大人の一カ月分の価値がある」と言われています。
子どもは、これから人生という長い旅を歩みます。その長い期間において、幼児期とはわずか5~6%に過ぎない短い期間です。そこに知的な発達・心の発達・社会性の発達において「臨界期(りんかいき)」という一生の中で物事を最も効率よく吸収できる時期つまり、能力を伸ばし才能を開花させる時期があります。
その短い期間に、子どもは人生を左右する様々な経験を積み重ねていきます。
生活や遊びなど様々な具体的体験や経験を通して、情緒的な発達・運動能力の発達・言語の発達・知的な発達・社会性や生活力といった人間として、そして社会の一員としてよりよく生きていくための基礎を獲得する時期なのです。
そのため富世学舎では、生涯にわたる学習の基礎を作り、能力を伸ばし才能が開花するための、“ 土台 ” を培うことを重要視しています。
子どもたちは、考え、経験することによって、豊かな感性を養うとともに、生涯にわたり必要となる学習意欲や学習態度の基礎となる好奇心や探究心、やる気を習得していきます。
アメリカで行われた、「ペリー就学前プロジェクト」は、無作為に選ばれた123名の子どもたちを2つのグループに分け、就学前教育を施す子どもと、施さない子どもを比較するという大がかりな実験でした。そして追跡調査の結果、教育を受けた子どもと受けなかった子どもを比較すると、14歳時点での基礎学力の達成度、高校卒業率、40歳になった時点での月収や持ち家率はいずれも前者のほうが優れているという結果になっています。
そのことから私たち富世学舎は、幼児期における教育がその後の人間としての生き方を大きく左右する重要なものであることを深く認識し、よりよい学びを探求し、実施していきます。